昨日はすっごい日だったなぁ。
 
 今日って部活じゃないか。暑いなー

 今日は・・・何かいやな予感がするんですけど?

 気のせいでしょうか?

 気のせいだと良いなぁ



目覚めれば、目覚める。=2003,08,05=


 
 私は部活に行ったよね?青春学園に行ったよね?そうだよね。そうだよっ

 私は青春学園の女子テニス部員だよね。そうだよね。・・・だよね?・・・・・・なのに何でよ!!!?
 
 あれ?何でかな?私はテニスがやりたいんだけど、どうして皆がやっているのを見ているの?

 しかも・・・男テニ?男じゃん。わたしは女ですよね。あれ?竜崎先生だぁ

 あのぉ何で私ここに居るのでしょうか?教えてくださーい。



 「りゅっ・・・竜崎先生!!私は何故ここに居るんですか!?」
 


 わけがわかんないよ。私って日本語しゃべりましたよね?うんジャパニーズだもん。

 なのに竜崎先生ってば「はぁ?」って顔してるんだもん。

 こっちが「はぁ?」って言いたいわ・・・。

 ん?何か竜崎先生が話してる。聞こえないよ。そんな小さい声じゃ・・・・

 そういえば音が聞こえないや。どうしたんだろう、私は。

 あっ越前さんだ。じゃないやリョーマだ。リョーマ!!何で何で!??



  「リョーマ!!私って何でここに居るの!?」


 ・・・・・・また。聞こえないわ。皆さんが集まってきちゃったよ。

  
   あの、真面目に聞いてるんですけど・・・!?


 自分の声まで聞こえない。ちょっと待ってよ。どうなってるの?喋れないの!?

 あれ?あ・・・なんだろ。頭がクラクラする。
 
 んーこのまま倒れてしまいたいな―――――――――――――――――――――――――・・・・・・・・・・・・・・・。




  大きな人が私を抱えて何処かに連れて行った。

  連れて行かれた所は、保健室でした。




 
































            



 





















     誰かが私のことを呼んだ。
 
 
 



 私は目覚めた。真っ白い部屋だった。ここは紛れも無く、私が通う中学校の保健室。

 右隣には手塚先輩がいて、左にはリョーマがいた。2人とも寝ていた。

 特に不思議とは思わず、2人が起きないように保健室を後にした。





 「・・・何が起こったの?」





 









 「おはよう」




 そこには天才テニスプレイヤーの不二周助が立っていた。こちらを見て二コリを笑っている。それが、いつもより白くて眩しかった。

 誰かに此処がどこで私は何をしていたかを、聞こうと思ってた矢先の出来事だった。

 とりあえず聞いてみた。



 「聞きたい事があるんですけど」

 「何かな?」

 
 「・・・私は何をしてました?」

 「さっきのこと?」

 「はい」

 「寝てたんだよ」

 「いや、その前です。」

 「本当に覚えていないのかい?・・・君は男子テニス部のマネージャーを務めていたんだけどな」



 「!?」


 
 「どうしたの?昨日もちゃんと仕事をこなしてたじゃないか。」

 「えっと、私は女子テニス部の部員のはずなんですけど・・・」

 「まさか!君はマネージャーだよ。僕ら男子テニス部の」


 「・・・・・・・・わけが分かりません。」

 
 「じゃあ、もしかして・・・これは夢なのかもしれないね。」

 
 いつもより白くて眩しい笑顔が、当然のように話し始めた。

 もちろん私は、その話について行くことで精一杯だった。頭の中に入れるのに必死だった。

 
 「ここは夢の世界なんだろうね。君の。
 
  僕達はこの世界が普通だよ。君が間違えて来てしまったんじゃないかな?

  目覚めるとき現実が嫌で嫌で、抵抗するとそのまま夢の中で目覚めてしまう。どっかの本で読んだ事があるんだよ。

  この世界での君、は僕ら男子テニス部のマネージャーさ。現実の世界では女子テニス部みたいなんだね。」

 
 不二がそう言い終えたと同時にリョーマが走って来た。


 「じゃあ、どうやって帰ればいいの!?」


 「ちょっと待て。」





 「俺抜かして話を進めないでよね。――・・・」


 「は、はい!!!」

 
 「昨日、夜に会ったよね」

 「うん。そうだけど・・・って!?なんで夢の中のリョーマが知ってんのさ!!」

 「そう、俺も不思議に思ってたんだよね。
 
  だってはマネージャーじゃないじゃん。なのにオバさんの隣に突っ立ってるし。俺だって分けがわかんないよ」

 「じゃあ、リョーマも間違えて、こっちに来ちゃったって事!?」

 「そうらしいね」


 「・・・・・何か嫌なことでも、あったの?」





 「あった」
 



 「!!リョーマでも嫌なことってあるんだぁ〜!!!

  ね、不二先輩。現実ではさ、私達ってどうなってるの?」

 「多分・・・死んだみたいに眠ってて、家族とかが心配してるんじゃないかな」



「「えっ」」



 「はっ早く帰らないとヤバイってば!!」

 「不二先輩。どうやったら俺ら帰れるんすか?」


 「もう一回眠って現実に戻れば良いんじゃないかな」

 
 「はっ、そんな簡単なんだ!!よし!!リョーマ、保健室いって眠って戻るぞ!!!」

 「・・・。」



 リョーマは悩んでいた。本当に、この人の言うとおりにして良いものかどうかを。

 それを見ては迷わず、リョーマに言った。



 「不二先輩の言うとおりにしよう?あの人なら絶対、大丈夫だよ。リョーマ」

 「ま、いいけど」

  
 「っよし。行こう。」


 保健室に向かって2人が走り出した。その時、とリョーマの姿が消えた。一瞬にして。


 
 「どうやら眠らなくても良かったみたいだね。

  僕が協力しなくても帰れたんじゃない。じゃあねちゃん、また夢の中で会いましょう。」







































 とリョーマが居た。現実世界の屋上に。

 2人は眠っていた。

 空は青く、決して寒そうでも無く太陽が出ていて、2人を暖かく包み込んだ。 





 
































            



 





















     誰かが私のことを呼んだ。
 
 
 


 「んん〜・・・!!!」

 目覚めれば、そこは綺麗な青空が広がっていた。
 
 隣をみると誰も居なかった。寒気がした。冷たい風がの背中をとおって行く。

 





 「やっと起きた?」







 後ろから声がした。振り向けば、そこにはリョーマが居た。

 これで、やっと心から安心できた。

 
 「越前さん・・・」


 「リョーマでしょ」


 「あ・・・夢の中では普通に呼んでたのにね。ふふ」

 「。帰るよ」


 「ん、・・・あちょっと待って!!」

 
 がさがさとは、持っていたバッグの中からカメラを取り出した。

 安い、使い捨てのやつだ。何に使うの、とリョーマが聞くとはこう答えた。



 「一緒に写真、撮るんだよっ」

 「は・・・」


 は屋上から出て行こうとするリョーマを捕まえ、隣に並び右手で自分達をカメラの中に入れて

 は満面の笑みを浮かべ、リョーマはいつもの無関心顔でシャッターを下ろした。


 「・・・何がしたいの」


 「リョーマと写真が撮りたかったんだよ」



 「よし。じゃあ帰ろうか」

 「ったりまえ」


 










 昨日とは違ってリョーマは怖い面影など一切、見せなかった。

 はリョーマの次に待ち構える試練を知ることなく、眠りに着いた。




 何日か過ぎていった昼頃のことだった。



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 ごめんなさい。話が滅茶苦茶に、なってしまいました。こっこれは、もう番外編だと思ってくれれば嬉しいです!!!Uu
 さんの性格とか変わっちゃってるし・・・やっばい〜ん!!!(怪)
 本当にごめんなさい!!削除したいけど私が、のろまなので時間がそれなりにかかってまして
 消すのがもったいないので駄作をUPしてしまう管理人あははでした。
               2003、08、26 いち













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