私って何がしたいのかな?

 そう思い始めて早、1年と少し・・・

 何やってきたんだろ?



     自分探し〜果てしない旅〜


 
 今、私には好きな人がいる。多分、好きだと思う。


 ここは2階の私の部屋。生まれたときから居る、とても落ち着く場所。

 最初で最後だと思う、私が心を許す場所。ここから離れるとか想像すると恐ろしいくらい。

 2003年8月2日。季節は夏、真っ只中。外は気持ち良いくらい晴れていた。

 私は今、中2でテニス部に入部している。クラスの友達との関係が悪くは無いけど、私は楽しくない。


 初めて会ったのは小学3年の頃だと思う。

 記憶は曖昧あいまいだけど、私がブランコに乗っていたら後ろから駆けて来て振り向いて

 私の名前を呼んでくれた男の子――――


 「!」

 
 すごく嬉しかったのを覚えている。名前なんて呼ばれた事がなかった。

 男の子に呼ばれるなんて。思いを寄せている子になんて。

 そのときの顔は分からない。

 私は昔っから記憶力が恐ろしいほど悪い。

 小さい時からの友達と幼き頃の話をしても全然まったくと言っていい程、覚えていないのだ。

 それから、その男の子とは一度も話さなかったと思う。

 そして小学5年生でクラス替えがあって、顔が分からないけど本人を見て思い出したのだ。

 多分、本人は覚えてなかっただろう。覚えていたら、それはそれで困るが・・・。

 でも・・・名前を呼ばれることはなかった。

 結構ショックだった。少しくらい覚えていてくれたって良いと思ってたから。

 「覚えていない」と言うことが鍵となって、昔の思い出にふたを閉じた。


 でも、今日みたいに思い出してしまう。自業自得だ。こんな自分が寂しい気がする。可哀想だなって。

 自分を可哀想って思っている自分が、可哀想って思う。こんな事しか考えられない自分。

 こんな事を考えてくると涙が出てくる。

 私は泣き虫だ。泣けば済むって思ってないけど、心の何処かでは思ってるんだと思う。

 
 これから私は、どんな人生をおくるのだろう。

 全ては自分が決めること。


 「ー!!ちょっと手伝って欲しいんだけど下降りてきてくれない!?」

 「え〜めんどくさい・・・」

 「あっそ。来月からお小遣いなしね。」
 
 「そっそんなぁ!!!今から行きますよぉ〜だっ」

 

 輝きたい。みんなが羨ましがるような人になりたい。
 
 でも、それは難しい。今の私には結構、困難な課題だと思う。でも、なりたい。

 私まずは青春を味わいたい。友達と「青春!青春!!」って毎日、叫んでるけど

 本当の「青春」は、どういうものなのだろう?
 
 考えるとワクワクしてたまらない。だって、そういうことが私の未来に待ち構えているって

 思うと体がウズウズして、くすぐったい。

 私はここに居る。ここに居るのは今の私。未来の私は数十歩、前に居るんだな。

 そこまでは、どうやって行くのだろ?それか私には未来が無い・・・

 未来が無い人なんて、この世には居ないと思う。

 居たとして、私がその中に入っていたら何をすれば良いのだろう?

 そこに留まる?泣き叫ぶ?・・・・・・助けを呼ぶ?

 呼んだって誰も来てくれないだろうな。私は一人身。友達が言っていても、私自身が思ってるから。 

 「一匹狼」。今の私には凄く、かっこよく聞こえるが寂しいんだろな。

 狼だって寂しいんだろな。意地張ってて誰も助けに来てくれなくなる前に、自分から未来がある世界に入りたい。

 狼じゃない世界に。楽しい世界に。・・・今みたいな事を考えない世界に。

 私には少し見えます。見えているんだけど信じたくないんです。

 ・・・これが私の意地です。



 今の私です。



 
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 初ドリームです。あああああっすみません!!王子が出てきてへんがなっっ
 これから出てくると思うので、しばらくお待ちください^^
 それにしても、文章力のないドリームですこと・・・
               2003、08、07 いち
















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